青汁はお湯で溶かしても大丈夫なの?

青汁を飲む際、多くの方は水に溶かして青汁を飲むと思います。
暑い夏場は良く冷やした青汁が美味しく飲めることと思います。
ですが、寒い冬や体質的に冷たいものを飲むとお腹を下してしまう方は青汁を温めて飲みたくなると思います。
青汁はお湯で溶かして飲んでも大丈夫なのでしょうか?

結論から申し上げますと、青汁はお湯で溶かして飲んでも大丈夫です。
ただし、あまり高い温度のお湯で溶かすと、青汁に含まれている栄養素の中には熱に弱いものがあるので注意が必要です。青汁に含まれている栄養素の中で熱に弱いものとして酵素とビタミンCがあります。
酵素には体内で消化を助けて栄養を効率よく吸収させる働きがあるものと、吸収した栄養分を細胞に届ける働きがある酵素があります。
そしてビタミンCには肌や粘膜の機能を維持する効果やメラニン色素の沈着を抑える効果、免疫力を高める効果などがあります。
酵素は50℃近くになると壊れ始めますが、50℃くらいでしたら1時間以上経過してもほぼ100%壊れずに残ります。
これが60℃になると1時間経過すると約50%の酵素が壊れます。
そこで酵素に関しては50℃以下のお湯で溶かして飲むには問題ないことになります。

また、ビタミンCも熱に弱く壊れやすいといわれることもありますが、60℃の温度でもビタミンCの50%が壊れるには三日ほどかかります。
そのため酵素やビタミンCを壊さない50℃ほどのお湯で溶かして飲めば良いことになります。
水で溶かすと冷たいと感じる方や、お腹が冷えてしまう方には丁度良い温度で青汁を飲むことが出来るでしょう。
熱いお茶などが好きな方には少しぬるく感じるかも知れませんが、栄養素をしっかり補給するためには守るべき温度といえます。
もし酵素の効果をあまり気にせずもっと熱い温度で青汁を飲みたい場合は熱い緑茶を飲む時と同じ60℃ほどでも大丈夫です。
この様に青汁をお湯に溶かしても適温であれば栄養素も壊れませんので大丈夫です。
ご自身に合った飲みやすい飲み方で青汁を飲みましょう。